沖縄セルラー本社ビルにて、eスポーツイベント「THE WAVE esports Summer Fes 2022」を開催

2022年8月11日(木)、沖縄セルラー本社ビルにて「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 沖縄県予選」と「THE WAVE esports Summer Fes 2022」の2つのイベントが同時開催された。

最近、県内でも話題となっているeスポーツ。世界競技人口は1億3,000万人、世界市場規模は1,400億円を超えているとも言われている。国内では、2019年の茨城国体で「全国都道府県対抗eスポーツ選手権」が開催され、国体史上初のeスポーツ競技が行われた。

そんな盛り上がりを見せるeスポーツを“通信の力で盛り上げたい”と実現したのが、今回のイベントである。

「沖縄セルラーとしては初の試み。高速大容量の移動通信システム5Gや、固定通信の光回線auひかり ちゅらを使って、通信の力で沖縄のeスポーツを盛り上げ、さらに魅力を発信したい」(コンシューマ営業企画部長 小畑)

今回は一般社団法人沖縄県eスポーツ連盟(株式会社ザ・ウェーブ)様のご協力のもと、沖縄セルラー側では本社ビルの会場提供と通信環境の整備を行った。

まず2階フロアで始まったのは、「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 沖縄県予選」のシャドウバース部門の戦い。
10月に実施予定のとちぎ国体で文化プログラムとして実施されるシャドウバース部門の沖縄県予選となっており、参加された選手たちはスマホを使って対戦相手とバトルを繰り広げた。

シャドウバースは、1対1のトレーディングカードゲームで、最大9枚の持ち手カードから1枚ずつ戦わせ、相手の戦力をゼロにすれば勝ちとなるルール。4人がトーナメントで対戦し、沖縄市出身で国士舘大学3年のプレーヤー名「人間生活三丁目」さんが優勝、国体への出場権を獲得した。

今回のイベントでは会場内でのゲーム動画配信と実況も併せて実施。
シャドウバース部門は2階で実施している対戦のスマホ画面内を、1階の観客に向けて配信を行った。

また、1階ロビーでは「THE WAVE esports Summer Fes 2022」も同時に開催。
各テーブルでは、来場者同士がTHE KING OF FIGHTERS XV、ストリーファイターV チャンピオンエディションといった人気ゲームをプレイ。クオリティの高い極め技や土壇場の逆転劇が飛び出すと、ギャラリーからは自然と拍手が沸き起こっていた。

eスポーツは、今後成長が期待され、ゲームとして楽しむだけではなく、「子どもたちの教育」や「高齢者の健康維持」、「地域活性化」などに活用する例も出てきている。
また、プロeスポーツプレイヤーも多くなってきており、沖縄県内出身の有名選手もいるそうで、将来の夢がeスポーツプレイヤーという子供たちも増えてきているという。

沖縄セルラーでは「通信」が欠かせないeスポーツを、今後も応援していきたい。