沖縄セルラーは、社員のウェルビーイングを重視した職場環境の構築に継続的に取り組んでおり、2024 年1月に県内初となる「WELL認証 v2」の予備認証を取得、同年4月には国内最高ランクとなる「プラチナ」認証を取得しました。97点という国内最高の評価点数を獲得し、「栄養」「運動」「心」「コミュニティ」「光」の項目で特に高い評価を受けました。
WELL認証は、人の健康とウェルビーイング(身体的、精神的、社会的に良好であること)に影響を与える空気・水・食物・光・運動・温熱快適性・音・材料・心・コミュニティの10の概念から構成される国際的な建物・室内環境の評価システムです。2022年度に社長を室長とするウェルビーイング室を設置し、健康経営の推進と新しい働き方に対応したオフィスの全面リニューアルを実施したことが、この最高評価の取得に繋がりました。
この実績と知見を活かし、さらなる就業環境の向上を目指して、本社オフィスの改装を進めています。コロナ禍を経て、安全確保を重視したハイブリッド勤務環境から、リアルな対話を促進するオフィス環境への転換を図ることで、就業環境の最適化を実現します。
新しいオフィスでは、社員の座席や集中作業スペースに加え、対話が生まれる空間を新設し、対話を通じて心が躍り、協働による高い成果が生まれる"心が動く"オフィスを目指します。「場の選択肢」を提供することで、社員がリアルなオフィスに「行きたい」と感じ、「チームパフォーマンスの向上」を実現する環境を構築します。
組織力向上のため、以下の取り組みを実施します。
・ 部門集約化:各部門を極力1フロアにまとめることで、部門内コミュニケーションの活性化を図ります
・ チームの拠り所「BUSHITSU」:チームメンバーが集い、議論や協働を促進する専用空間を設置します
働き方の多様化に対応し、社員が心躍りながら、創造性を高める仕組みを導入します。
・ グループアドレス制への移行:フリーアドレスからグループアドレスへ変更し、チーム単位での業務効率化を図ります
・ TBW(Team Based Working)の実現:個人単位のABW(Activity Based Working)から、チーム単位でのTBWへと発展させ、多様な場の設定により「チームの成果を最大限に上げる場所」としてのオフィス機能を強化します
持続可能な成長を見据えた柔軟性のあるオフィス環境を構築します。
・ 計画的な座席配置:将来の人員増を見込んだ座席設計を行います
・ フレキシブルワークの促進:多様な働き方に対応するため、様々な場を設定することで、フレキシブルな働き方へのトライアルを推進します
これらの取り組みを通じて、社員一人ひとりが最大限のパフォーマンスを発揮できる就業環境を提供し、組織全体の生産性向上と持続可能な成長を実現してまいります。
今後求められるオフィスは「柔軟・多様な交流の場」