社長メッセージ

沖縄セルラー電話株式会社は、1991年の創業以来、「沖縄経済の発展に貢献する」という理念のもと、地域に根ざした通信事業を展開してまいりました。2024年6月に社長に就任してからの1年間は、まさに変革の起点となる年でした。社員一人ひとりの想いと行動が会社の未来を形づくる力強さを実感し、「沖縄の未来をともに創る企業でありたい」という想いが、より一層強くなりました。

2025年5月には中期経営計画「OCT VISION 2030」を発表し、沖縄が抱える社会課題に真正面から向き合い、通信とデジタルの力を活かして、地域の持続可能な未来を創造することを目指しています。その実現に向けて、私たちは「セルラー6X経営」という新たな戦略を導入しました。

この戦略では、まずお客さまのご期待に沿った、楽しんで頂けるサービスの向上(CX)を追求し、同時に、社員がやりがいを持ってワクワクして働ける職場づくり(EX)を進めます。さらに、地域や企業のデジタル化を支援することで業務の効率化と新たな価値創出(DX)を実現し、日々の仕事の中に創造性を育む働き方改革(DayX)にも取り組んでいます。また、再生可能エネルギーの活用や自然環境の保全(GX)を通じて、沖縄の豊かな自然を次世代へつなぐ責任を果たし、社員一人ひとりが地域課題の解決に関わりながら成長できる、持続可能な企業づくり(SX)を全社的に推進しています 。

2025年度は「OCT VISION 2030」の初年度として、通信事業の安定成長と、ソリューション・エネルギー・ヘルスケアといった成長領域の拡大を両立させる重要な1年です。地域の皆さまとともに歩み、2030年度には売上1,000億円の達成を目指します 。

沖縄セルラーは、単なる通信事業者ではなく、「沖縄の未来をともに創るパートナー」でありたいと考えています。これからも「地元に全力!」の精神で、沖縄の皆さまをチムドンドン(こころ踊る)させ、期待を超える企業に挑戦してまいります。皆様の変わらぬご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

 

2025年6月