2022.11.15
ライフデザイン

沖縄県民の健康のお役に立ちたい!健康アプリ「JOTOホームドクター」ができるまで/前篇

今回は“うちなーんちゅのための健康サポートアプリ”
「JOTOホームドクター」開発者に、開発秘話などを伺いました!

沖縄セルラーが独自で開発した健康サポートアプリ「JOTOホームドクター」。

通信事業者がヘルスケア事業に取り組み、しかもアプリ開発に挑戦するなんて前代未聞のことでしたが、深刻になる県民の健康問題を何とか解決したい!そんな思いから着手したのは、2017年10月のことでした。

スタート時はわずか3人のプロジェクト

沖縄セルラー電話株式会社 うちなーSmart Life推進グループ 伊芸 良課長

――プロジェクトのスタートメンバー、うちなーSmart Life推進グループの伊芸課長は当時を振り返ります。

伊芸:初めての試みで、パートナー探しをしないといけないところから始まりました。皆さんの健康管理をする内容なので、医療パートナーは重要。しかしですね、これが門前払いの連続で、県外のどこに営業にいってもNG。いやはや、大変でした。

――しかも、リリースするスケジュールも決まっていて開発時間はタイトだったようですね。

伊芸:2019年5月にリリースしましたので、わずか一年半。アプリそのものの完成は実質3〜4ヵ月、その後のチェックなどがあり7ヵ月ほどで仕上げました。

アプリ活用を実践!開発担当者の体重が14キロ減!!

沖縄セルラー電話株式会社 うちなーSmart Life推進グループ 仲宗根 一慶主任

――無事リリースした後は、それを推進・広めていかなければなりませんよね?

伊芸:はい、そこで私より20歳も若い心強い助っ人が、プロジェクトに参加することになりました。

仲宗根:プロモーションを担当しています、仲宗根です。まずアプリ推進している担当者が実践しないと説得力がないと思いまして、Instagramで伊芸課長のダイエット企画をしました。

Instagramはコチラ!
★沖縄セルラー社員ダイエット企画★

伊芸:そうしたらですね、このアプリを使って173㎝で86㎏もあった体重が、なんと3ヵ月で14㎏落ちたんですよ!!スタートメンバー3人で始めて、3人でトータル20㎏を目標にしていたのですが、僕だけで14㎏減です!すごいでしょ!!

左:ダイエット企画前の伊芸課長 右:ダイエット企画後の伊芸課長

3ヵ月で14㎏やせたそのアプリの使い方は?

JOTOホームドクター 設定画面

――仲宗根さんの提案は、アプリの効果を実証する素晴らしい企画になりましたが、どんな風にアプリを活用させたのですか?

仲宗根:使い方はいたって簡単で、食事によるカロリー管理です。まず現在の身長・体重、そして目標とする体重などをアプリに入れると、一日どのくらいのカロリーを摂取していいのか数値が出てきます。それを見ながら自分が食べたものの写真を撮ってアップしていくと、自動でカロリーが入力されます。それをもとにあとどのくらい摂取していいのかが一目瞭然ででてきますので、それに従っていくだけでOKなのです。

伊芸:開発の苦労であり自慢の成果でもあるのですが、食べたものの写真を撮るだけでカロリーを計算してくれるのがこのアプリの特徴です。沖縄料理をコツコツと網羅していくうちに、現在ではなんと3万メニューも対応できるようになりました。もちろん、エンダー(A&W)のメニューも対応可能です。

食事登録の画面

ところで、何故にそのジャージ・・・!?

――ずっと気になっていたのですが、伊芸課長は何ゆえにジャージと頭にタオル姿なのですか?

仲宗根:仕掛けたのは僕です(笑)。プロモーションをあれこれ考えていたのですが、伊芸課長にミズノさんのジャージを着てもらって「イゲサック」というキャラクターを作り上げました。この目立つキャラで、健康サポートアプリ「JOTOホームドクター」をガンガン宣伝してもらっています。その様子は、JOTOホームドクターのInstagramでぜひお楽しみください~。

 

――次回はみなさんの健康をさらにサポートする「JOTOホームドクター」の新たな取り組みと、イベントのご紹介をお届けします!

 

文:Laifue編集部