ブラックホール博士が撮影!満天の星空に包まれる古宇利島フォトツアー体験
観光やドライブの目的地として人気の古宇利島。実は、沖縄本島屈指の星空観測スポットだと知っていましたか?ブラックホールを研究していた宇宙博士が撮影する、特別な星空フォトツアーを体験してきました。
家族で初の星空フォト撮影!古宇利島へ
古宇利島に到着したら、ツアーガイドの西尾さんと待ち合わせ。その日の天候や天体条件、参加者の希望などを考慮した撮影ポイントへと移動します。
あたりは真っ暗で、目の前には満天の星空!西尾さんがレーザーを使ってその時期に見れる星座を教えてくれます。大きな流れ星がハッキリと見えて、子どもも大人も大興奮!大学時代にブラックホールを研究していたという西尾さんに、子ども達からこんな質問が!
Q.ブラックホールって何ですか?
西尾さん:地球にも、手に持っているものを離すと落ちる力(=重力)がありますよね。その重力がどんどん強くなっていって、最終的に光さえも引っ張って飲み込んでしまうぐらい強い重力が生まれた天体が『ブラックホール』です。光よりも速いものはこの世に存在しないので、ブラックホールの中に一度入ってしまうと、どんなに速いロケットを使っても外に出ることはできません。
星空ガイド&カメラマン
すぴかフォト・西尾 友宏さん
大学時代に宇宙物理学研究室に所属し、ブラックホールを研究していた宇宙博士。沖縄の星空に魅了されて7年前に移住しました。
星についてはもちろん、宇宙のことも質問したら何でも教えてくれるので、撮影しながら素朴な疑問はどんどん聞いてみてくださいね!(特にブラックホールの話をし始めると、つい延長してしまうこともあるそう…!?)
まずはテスト撮影。天候が変動しやすい沖縄は、その日の天候条件に合わせて撮影できる内容が変わるため、雲や光などの位置に合わせて調整していきます。
後ろで輝いて見えるのが、本島からの光。名護から車で30分の立地の古宇利島は、都会の光害が届きにくいため星空観測や撮影に最適な場所なんです。
星空撮影の基本は、シャッターを切るまでの15秒間、じっとして動かないこと!
カメラのシャッタースピードをゆっくりに設定して撮るので、被写体がわずかでも動くとブレて写ってしまうんです。子ども達も集中して、一点を見つめ続けます。
いよいよ撮影本番☆感動の星空フォトを大公開
実際に撮影した写真を一挙に公開!満天の星空をバックに、家族みんなの笑顔が押さえられたベストショットです。
写真の真ん中あたり、縦に星々が連なって見えるのは天の川です。
秋口には「ペガススの大四辺形(だいしへんけい)」、冬はオリオン座など、季節ごとの星座を教えてもらいながら観賞できるのも大きな魅力です。
フラッシュをたいて、表情まではっきり写るカットも。「家族の記念になる写真が撮れてうれしい!」とモデルの小野間さん親子も喜んでいました。
白など明るい色の服装は、写真に映えやすいのでおすすめです。記念写真なので、お気に入りの服装で来てくださいね。
人物がシルエットになったカットは、なんとも幻想的な雰囲気。子ども達も、15秒間ポージングを頑張りました!
波の音を聴きながら、満天の星空を眺める体験は非日常そのものです。
西尾さん手づくりのイルミネーションを手に持って、ロマンティックなカップルフォトも撮れますよ。
涼しい秋口は、星空撮影にもおすすめのシーズン。一生の思い出に残る星空フォトツアー、大切な人とぜひ体験してみてくださいね。
〈ショップ情報〉
すぴかフォト
[体験料] 星空フォトツアー(約40分):大人 6,000円、子ども 4,000円(すべて税込み)
※4歳以下は無料、料金が発生する方3名以上のご参加でおひとり様500円引き
※SNSに掲載不可の場合、大人1名様につき6,500円となります。(子ども1名様は変わらず4,000円です)
※おひとり様で参加される場合はSNS掲載の可否に関わらず8,000円となります。(お連れのお子様が4歳以下の場合も同様)
[クレジットカード] 使用不可
[電子マネー] 使用不可
[HP、SNS] ホームページ、Instagram、LINE
※予約希望日の1カ月前から予約できます。詳しくは公式サイトのツアーの説明・注意事項をよく読みご同意いただいた上でLINEにてご予約ください。(電話での予約は不可)
※撮影したデータは、1週間ほどでLINEを通して納品します。
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企画・編集:Laifue編集部
文:花城 綾子
撮影:西尾 友宏(すぴかフォト) ※2章以降
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