１月７日は「ムーチーの日」！今年は親子で手作りムーチーにチャレンジ

2025年1月7日（旧暦の12月8日）は「ムーチー（鬼餅）の日」。月桃の葉でお餅を包んだ「ムーチー」を仏壇にお供えし、健康祈願と厄払いをする沖縄独自の伝統文化です。今年は、親子でムーチー作りに挑戦してみませんか♪ 料理研究家の山之内先生直伝！余りがちなムーチーのアレンジレシピも必見です。

コネコネ楽しい！ムーチー作り

粘土遊びのようで楽しいムーチー作り。今回は５歳のコトちゃんとママが、料理研究家の山之内先生レクチャーのもと、初めてのムーチー作りを体験しました。

今回の講師

山之内裕子さん

料理研究家・フードコーディネーター。新鮮野菜やフルーツたっぷりの朝食が人気のカフェ「C&C BREAK FAST」も運営。

【基本のムーチー４色】

【材料】
●白ムーチー
・もち粉…100g
・砂糖…30g
・水…70〜80cc

●黒ムーチー（黒糖）
・もち粉…100g
・黒糖…40g
・水…70〜80cc

●紫ムーチー（紅イモ）
・もち粉…100g
・紅芋パウダー…20g
・グラニュー糖…30g
・水…90〜100cc

●黄色ムーチー（かぼちゃ）
・もち粉…100g
・かぼちゃパウダー…20g
・グラニュー糖…30g
・水…90〜100cc

【作り方】

（１）ボウルに材料（もち粉、砂糖、パウダー）を入れて、水を少しずつ加えながら手でこねて混ぜ合わせます。耳たぶくらいの固さになるように調節します。

(２) よく洗った月桃の葉を裏返して、葉脈をピーラーで削ぎ取ります。葉脈の筋を取ることで、葉でお餅を包む際、折りたたみやすくなります。

(３) 月桃の葉を裏面にし、４等分にしたお餅を細長く成型してのせ、葉を折りたたんで包みます。お餅を置く部分に油（米油、サラダ油など）を薄く塗っておくと、お餅が葉にくっつきにくくなります。

手作りだと、こんなにかわいいミックスムーチーも自由に作れちゃいますよ♪

（４）お餅入りの月桃の葉をビニールテープで結び、蒸し器で20～25分間蒸します。色付きのビニールテープは100円ショップでも売っています！「赤は黒糖味、ブルーは紅イモ味」などムーチーの味とテープの色をそろえると目印になりますよ。

カラフルムーチーのできあがり♪ 蒸したてのムーチーはモッチモチで、月桃の香りが立って絶品です。味比べを楽しみながらいただきましょう。

余ったムーチーを活用！絶品アレンジレシピ

つい、大量に作って余りがちなムーチー。お子さんにも好評なアレンジレシピを山之内先生が２品教えてくれました。今日は皆でムーチーパーティー♪

【ムーチーの豚肉の揚げ生春巻】

【材料】
・ムーチー…１〜２個
・豚挽き肉…100g
・シメジ…１房
・ショウガ…少々
・ライスペーパー…４枚
・酒…少々
・醤油…少々
・油…少々

【作り方】
（１）ショウガとシメジをみじん切りにします。
（２）ムーチーを３〜４等分に細長くカットします。
（３）フライパンに軽く油をひき、豚肉と（１）を炒めます。
（４）火が通ったら酒、醤油を加えてさらに炒めて、水分が飛んだら具材の完成です。
（５）サッと水に浸したライスペーパーにムーチーと豚肉をのせて、ぎゅっと巻いていきます。
（６）フライパンに油をひき、（５）を表面がカリカリになるまで焼きます。

＜POINT＞