夏に食べたい!本場のエスニック料理
暑い夏はスパイスやハーブがしっかりと効いたエスニック料理が食べたくなりませんか?インドカレーやタイ料理、韓国料理もいいけれど…今回おすすめしたいのは、沖縄市「プラザハウス」内に店舗を構える「BALI NOON BALI MOON」。こちらでは、本格的なバリ料理が楽しめます。

バリ人シェフが腕をふるう本格バリ料理
シェフは、バリ島出身のプルワさん。バリの5つ星ホテルで勤務し島内のフレンチレストランで17年間腕をふるった後、沖縄初となるバリ料理店「BALI NOON BALI MOON」のオープンに合わせて2016年に沖縄移住をしました。
バリまで行かなくても現地と同じ食体験ができるように、プルワさんはチームと共に素材の恵みを活かしたエキゾチックでヘルシーなバリ料理を作ります。
一年中高温多湿なバリと沖縄の気候は共通点がありますが、周囲をインド洋に囲まれ、標高の高い山もあるバリ島では多種多様な食材が採れ、ハーブやスパイスを駆使したバリエーション豊かな野菜、海老、お肉料理が楽しめます。
■バリ料理の決め手となる“ブンブ”とは?
味の決め手となるのが、ハーブやスパイスをペースト状にした調味料「ブンブ」。食材に塗って焼いたり、スープに入れて煮込んだり、その使い方はさまざまですが、バリでは各家庭で受け継がれるレシピがあり、プルワさんは祖父直伝のレシピで毎週50kgものブンブを仕込みます。
使用する材料は、チリ、エシャロット、ガーリック、ターメリック、生姜、生姜の根、コリアンダー、ベイリーフ、レモングラス、レモンの葉など。すべてを細かくした後に、約4時間かけて大鍋で煮詰めていきます。
■スパイス香る人気メニュー「アヤム ニャニャ」
BALI NOON BALI MOONの人気No.1メニューが「アヤム ニャニャ」。「アヤム」は鶏肉、「ニャニャ」はシチューという意味で、鶏肉をブンブで煮込んだバリの家庭料理です。風味が豊かでスパイシー。じわじわとブンブの辛さが効いてきます。
シェフ直伝!自宅で作れる簡単バリ料理
ブンブは日本で手に入らないため、自宅でも作ることのできる「アヤム・バカール・サンバル・マタ(ローストチキンと香味野菜のチリレモングラスソース)」の作り方をプルワさんから特別に教えてもらいました!
[材料:2人分]
エシャロット…100g
赤パプリカ…50g
緑パプリカ…25g
レモングラス…2本
レモンの葉…3枚
塩…適宜
黒胡椒…適宜
チキンブイヨン…適宜
エビペースト(ナンプラーでも可)…少し
油…大さじ2〜3杯
鶏もも肉…2枚(250g×2枚)
[作り方]
1. 鶏もも肉に軽く塩・胡椒をして、油(分量外)を熱したフライパンで両面を焼く。両面ともこんがりとした焼き色がついたら、170度のオーブンで10分焼く(中まで火を通すため)。
オーブンがない場合は、フライパンに蓋をして弱火で蒸し焼きにするか、電子レンジを使用。
2. 細切りにしたエシャロット、赤パプリカ、緑パプリカ、レモングラス、レモンの葉とチキンブイヨン、エビペースト、塩、黒胡椒をボウルに入れる。
3. 野菜の上から熱した油を注ぎ、全体に絡めるように混ぜる。
4.オーブンから取り出した鶏肉を食べやすいようにカットしたら、その上に3をトッピングする。
「アヤム・バカール・サンバル・マタ」は南蛮漬けのような味わい。レモングラスやレモンの葉はスーパーマーケットではなかなか手に入りませんが、プルワさんいわく「市場やAプライスで購入できますよ」とのこと。
香味野菜は、白身魚や鶏肉以外のお肉やサラダにのせたり、生春巻きの皮で包むのもおすすめ!
〈店舗情報〉
BALI NOON BALI MOON
[住所] 沖縄市久田3-1-12 プラザハウスショッピングセンター1F
[営業時間] 12:00〜20:00(L.O.19:30)
[定休日] なし
[SNS] Instagram
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企画・編集:Laifue編集部
撮影・文:舘 幸子
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