【連載】10月17日は沖縄そばの日!さんぺいさん注目の沖縄そば3選(中部編)
10月17日は「沖縄そばの日」。今回は沖縄本島・中部エリアから、子ども連れや女性ひとりでも入りやすい3店舗を沖縄そば発信家のさんぺいさんがピックアップ。お気に入りの一杯を見つけに、いざ沖縄そば巡りに繰り出しましょう!
今回の案内人

沖縄そば発信家:さんぺいさん
外出する日は、必ず沖縄そばを食べるほどの“そばじょーぐー”。地域やお店によって味が異なることに気づき、「その違いを全部味わいたい!」という思いから、そば探求の道へ。実はラーメンも好き。
カツオ香る正統派沖縄そば「沖縄そば処 みなみ」(沖縄市)

みなみそば(1,100円・税込) + ジューシー(220円・税込)
沖縄市・コザ運動公園の目の前にある「沖縄そば処 みなみ」。沖縄南インターが近く、店名もそこから名付けられたのだそう。カツオだしが効いた澄み切ったスープと本ソーキは幅広い世代に人気で、家族でのおでかけや週末ランチにもぴったりの一軒です。
さんぺいおすすめポイント①:カツオが主役の「黄金色スープ」

ふわりとカツオの香りが広がるクリアなスープは、だしの取り時間やカツオの配合を毎日少しずつ調整し、完成させた自信作。豚骨や昆布、鶏ガラも加えた奥深い味わいに、2種類の塩を組み合わせ、まろやかさとキレのある後味に仕上げています。
店名を冠した「みなみそば」は、通常メニューと異なり全粒粉入りの麺を使用。しっかりとした食べ応えで、噛むほどに香ばしさが広がります。
<さんぺいさん> アレンジ系のお店が増えている昨今、ここは王道を貫くシンプルな“そばらしいそば”。カツオがしっかり香るのに特有のクセや雑味がなく、最後の一滴まで飲み干せます。
さんぺいおすすめポイント②:清潔で気持ちのよい店内

シンプルで清潔感あふれる店内には、テーブル席と座敷席があり、女性ひとりでも気軽に入りやすいお店です。

取り皿や子ども用のカトラリーもそろっているので、小さなお子さん連れでも安心ですよ♪
〈店舗情報〉
沖縄そば処 みなみ
[住所] 沖縄市上地3-23-2
[営業時間] 10:30〜14:30(L.O.) ※近隣でイベント開催時は変動する場合あり
[定休日] 火、第3水
[HP] Instagram
地域密着型のやさしい“無添加”そば「座喜味そば」(読谷村)

座喜味そば 並(880円・税込)+じゅーしー(200円・税込)
2024年6月にオープンした「座喜味そば」は新しいお店ながら、多くの地元民に愛されていて、誰もが気負わずに訪れることができるアットホームな雰囲気です。

店名には所在地の“座喜味”と「座って喜んでもらえる味のそばを」という店主の願いが込められています。

座敷席や取り皿も用意されており、家族でゆったりとくつろげる居心地の良さが魅力です。
さんぺいおすすめポイント①:無添加にこだわった穏やかな味わい

豚、鶏、昆布、カツオをバランスよく合わせたスープは、うま味調味料を一切使わない無添加が自慢。塩軟骨の油でコクと深みをプラスし、どの素材も主張しすぎないやさしい仕上がりになっています。
<さんぺいさん> 何かひとつが際立つわけではなく、全体がバランス良くまとまった安心感のある味。インパクトよりも、普通の沖縄そばをひたすら丁寧に作り上げてきた結果と言える一杯で、そば好きに刺さる奥深さがあります。
さんぺいおすすめポイント②:地元愛あふれる地産地消へのこだわり

店主夫婦はともに読谷村出身。そのため、食材選びも地元愛にあふれています。
塩味の軟骨ソーキは、読谷村で加工された県産ブランド「紅豚(べにぶた)」を使い、だし骨にも同じ紅豚を採用。卵は村内の養鶏場、野菜は地元の市場から仕入れ、器には「読谷山焼(よみたんざんやき)」を使うなど徹底した地産地消ぶりです。
<さんぺいさん> 地域に根差しているため新店ながら地元の人からの支持が厚く、初めて訪れても居心地が良く、気取らない雰囲気なので、「近所にあったら絶対通う!」と思えるお店です。
〈店舗情報〉
座喜味そば
[住所] 読谷村座喜味2958-8
[営業時間] 11:00〜16:00 ※売り切れ次第終了
[定休日] 木、金
[HP] Instagram
石垣島生まれの牛そばをカフェ風空間で「あんまぁ食堂」(北谷町)

牛そば(1,200円・税込)+ジューシー(100円・税込)
北谷町の静かな住宅街にたたずむ「あんまぁ食堂」は、沖縄本島では珍しい石垣島名物「牛(ぎゅう)そば」が味わえるお店。石垣島出身のオーナーが、沖縄本島の人も食べやすいようアレンジした一杯を届けています。
さんぺいおすすめポイント①:本島では希少なやさしい「牛そば」

牛肉特有のクセを抜くため、約2時間かけて丁寧に下処理。雑味をしっかり取り除いた澄んだスープが自慢です。脂っこさを感じさせない透明感のある仕上がりで、万人が食べやすい「あっさり仕様」に。野菜もゴロゴロでヘルシー感があり、罪悪感なくいただけます♪

麺は八重山そばならではの細くて丸いタイプを使用。石垣島の老舗「金城製麺所」から直接取り寄せており、本場そのままの味わいです。麺にスープがよくからみ、つるりと喉を滑る軽やかさが特徴です。
卓上には石垣島名産の香辛料「ヒバーチ」をはじめ、野草をミックスした「海山七味」や定番のコーレーグースも並び、お好みで味変できるのもうれしいポイントです。
<さんぺいさん> 石垣島の牛そばといえば、ニンニクや内臓がたっぷりの濃厚な“現場メシ”的なワイルドさが特徴。でもここは、店名どおりまるで“あんまぁ(お母さん)が作るみそ汁”のようなやさしい味なので、牛そば初心者やお子さんでも安心していただけます。
さんぺいおすすめポイント②:おしゃれなで長居したくなる空間

“外人住宅”をリノベーションした店内は、元雑貨屋さんの居抜きというだけあってとってもおしゃれ。
白壁と木の温もりに包まれた店内は、つい長居したくなる心地よさ。食事の後もおしゃべりが弾みます。子ども用のイスやオムツ替えスペースもあり、親子連れにもやさしいお店です。
<さんぺいさん> ランチはもちろん、モーニングやちょっとしたカフェタイムまで、どんなシーンでも気軽に立ち寄れるのが魅力。“長居ウェルカム”な雰囲気で、友だちとのゆんたくタイムにもぴったりです。
〈店舗情報〉
あんまぁ食堂
[住所] 北谷町浜川227
[営業時間] 7:00〜15:30(L.O.14:30) ※「牛そば」は、11:00頃からの提供です。
[定休日] 月、火
[HP] Instagram
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沖縄そば好きでも、そうじゃなくても特別な「沖縄そばの日」。
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企画・編集:Laifue編集部
文:与那嶺 宏喜
撮影:大下 清志
監修:沖縄そば発信家・さんぺい
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