2026.08.14
子育て
お家で楽しく

夏休みの自由研究に!おうちで楽しむワクワク科学実験

おうちにある身近なものを使って、楽しく科学実験にチャレンジ!今回は「琉球科学教育研究会」の先生に、自宅で手軽に楽しめる科学実験を教えてもらいました。
気軽に挑戦できる初級編から、小学校高学年向けの中級編まで、「どうしてこうなるの?」と考えながら楽しめる3つの実験をご紹介。夏休みの自由研究テーマにもぴったりです♪ この夏は、おうちで科学のワクワクを体感してみよう!

おうちでできる科学実験。教えてくれるのは…

「琉球科学教育研究会」の先生たちに、家にある材料や身近な道具を使って楽しめる“なぜ?”を科学する実験テーマを教えてもらいました。 小学4年生のアヤトくんと小学1年生のケンシンくん兄弟が科学実験にチャレンジします!

今回の先生

琉球大学科学教育研究会 代表・梅田 雄飛さん(右)、高良 空旺さん(左)

琉球大学との共同研究で培われた教育プログラムをもとに、子どもたちが実験・観察・発表を通して「考える力」を育む科学実験教室を運営。 科学を身近に楽しめる実験イベントなども開催し、“うめT、あきT”の愛称で、子どもたちに親しまれています。

【初級編①地学】本物そっくり!「化石づくり」に挑戦

石こうを使って、本物そっくりの化石づくりに挑戦!お気に入りのフィギュアでオリジナル化石を作りながら、化石や地層ができる仕組みを楽しく学びます。

<材料>

・紙粘土…1個
・ミニフィギュア(4㎝角サイズ)…1個
・石こう…20g
・水…50㎖
・ペーパーカップ…1個
・クリアカップ…1個
・割りばし…1本
・小分け用スポイト…1本
・トレーやシート(石こうがこぼれないように使用)…1個
・スプーン…1個
・計量機…1台
*掃除用に、タオル、タオルペーパー、ウエットティッシュを用意ください。

①好きなフィギュアを選んだら、紙粘土にギューッと押し付けます。紙粘土は少し固いので、焦らずゆっくり押すのがポイント! しっかり形がついたら、崩さないように気をつけながらフィギュアを取り出し、化石の型を作ります。

②カップに石こうと水を入れ、割りばしでよ~く混ぜます。しっかり混ざったら、紙粘土で作った型にゆっくり流し入れましょう。 石こうを入れたあとは、机の上で型をトントンとやさしく動かして、表面を平らに整えます。 あとは、石こうが固まるまで30分〜1時間ほど待ちます。

③石こうが完全に固まったら、形を崩さないように紙粘土からそーっとはがしていきます。どんな化石ができているのか、ドキドキの瞬間です!

カニとお魚の形がくっきり出現!世界にひとつだけの、オリジナル化石が完成しました♪

<うめT・あきTのココがPOINT!>

紙粘土遊びも一緒に楽しめるので、未就学児〜小学校低学年のお子さんの実験デビューにもおすすめです。石こうは水道に流さず、固まったものは燃えないゴミとして処分しましょう。

【初級編② 物理・化学】最強シャボン玉を作れ!割れにくいシャボン液の秘密を探ろう

市販のシャボン液に、砂糖や洗濯のりなど身近な材料を加えて、“最強シャボン液”づくりに挑戦!材料や配合を少しずつ変えながら、シャボン玉の大きさや割れにくさを比べて、「もっと丈夫にするには?」と何度も試して考える実験です。

<材料>

・シャボン玉(4本入り)…1袋
・グリセリン…100ml程度 *薬局で購入できます
・ガムシロップ…3個
・PVA合成洗濯のり…450g *「PVA」と記載のもの
・ストロー(細め)…15本
・割りばし…5本ほど
・クリアカップ(大きめ)…3個
・軍手(子供用・保護者用)…1セット
・計量機…1台
*掃除用に、タオル、タオルペーパー、ウエットティッシュを用意ください。

市販のシャボン玉液に「洗濯のり」「グリセリン」「ガムシロップ」のいずれかを加えて、強化シャボン液を作ります。 お兄ちゃんのアヤトくんは洗濯のり、弟のケンシンくんはグリセリンをチョイス!どちらがより割れにくいシャボン玉になるのか、実験スタートです♪

加える材料の量を計り、スポイトを使って慎重に調合していきます。しっかり混ぜたら、強化シャボン液の完成です!

③まず、市販のシャボン玉液で作ったシャボン玉を軍手の上にのせてみると…すぐにパチン!と割れてしまいます。 続いて、ふたりが作った「強化シャボン玉」が、軍手の上で何回跳ねるかを数えて比較します。どの材料を加えると、より割れにくいシャボン玉になるのかを検証してみよう!

④実験の結果、「洗濯のり、グリセリン、ガムシロップ(砂糖)」には、それぞれシャボン玉を割れにくくする効果があることがわかりました! 最後は、材料の量や組み合わせを自由に変えて、自分だけのオリジナルレシピを開発してみよう。もっと丈夫にしたり、巨大なシャボン玉を作ったりできるかな!?

<うめT・あきTのココがPOINT!>

シャボン玉が割れる主な原因は「ホコリ・蒸発・重力」の3つ。この実験では、それぞれの原因に合わせて材料を加えながら、水分を保つ働きに関わる「水素結合」や、シャボン玉の膜をつくる「界面活性剤」の役割について学びます。 加える材料や量を変え、シャボン玉が跳ねる回数を比べて記録すれば、「どの配合が一番割れにくい?」という自由研究にも発展できます。

【中級編/光の科学】月も見える⁉手づくり望遠鏡で遠くの世界をのぞいてみよう

最後は、小学校高学年向けの「中級編」に挑戦! 2枚の虫眼鏡を使って、本格的な「ケプラー式望遠鏡」を作ります。レンズの組み合わせや距離を調整しながら、遠くのものが大きく見える仕組み光の進み方を学びます。 完成したら、遠くの景色を観察!条件がよければ、も見えるかも!? ものづくりを楽しみながら、光とレンズの不思議を体験できる実験です。

<材料>

・虫眼鏡…2個
・老眼鏡…2個
・画用紙(黒)…2枚
・工作用紙…1枚
・段ボール…1枚
・ガムテープ…1個
・ハサミ…1個
・カッター…1個

老眼鏡と虫眼鏡のレンズを組み合わせて、簡易望遠鏡を作ります。2枚のレンズの距離を少しずつ調整して、ピントがぴったり合う場所を探してみよう!うまく合うと、遠くにあるものがぐっと大きく見えます。

②工作用紙をカットして、望遠鏡の本体となる大きさの異なる2つの紙筒を作ります。2つの筒を重ねてスライドできるようにするのがポイント!

③2つのレンズを前後に動かしながら、遠くのものにピントが合う位置を探します。ぴったり見えたら、レンズ同士の距離をものさしで計測。今回は30cmでした! 計った長さに合わせて筒を作り、レンズを取り付けていきます。

外側の筒の先端に、虫めがねをテープでしっかり固定します。内側の筒はひと回り細く作り、先端に老眼鏡のレンズを取り付けたら、2つの筒を重ねて組み立てます。

完成した望遠鏡をのぞいてみると、窓の外の建物がくっきり!うめT・あきTが作った望遠鏡では、なんと月のクレーターまで観察できたそうです。

<うめT・あきTのココがPOINT!>

2枚の凸レンズを組み合わせることで、光が集まり、遠くのものが大きく見える望遠鏡の光学原理を実践的に学べます。レンズの距離を変えながらピントを探すことで、「焦点」や「光の集束」について体感できるのもポイントです。

※望遠鏡や虫めがねで太陽を絶対に見ないでください。集められた強い光によって目を傷める危険があります。また、レンズで太陽光を一点に集めると、やけどや発火につながるおそれがあるため注意しましょう。

夏休みは「Switch科学スクール」を体験してみよう!

琉球大学科学教育研究会の先生たちが教える「Switch科学スクール」は、小学1〜6年生を対象とした少人数制の科学スクール。科学実験を通して、自分で考え、試し、試行錯誤する力を育みます。 物理・化学・生物・ものづくり・スポーツ科学など幅広いテーマに取り組み、実験するだけでなく、結果をまとめて発表するところまでを体験できるのも特徴です。

「Switch科学スクール」では、無料体験会科学イベントも定期的に開催しています。 自由研究のテーマ探しにもぴったり!気になる方は、公式HPをチェックして参加してみてくださいね。

 

〈施設情報〉

Switch科学スクール 真嘉比校
[住所] 那覇市真嘉⽐1丁⽬29-5 宮Bld.2A号室
[スクール開催時間] 月曜日 ①16:30~18:00 ②18:30~20:00
火曜日 ①16:30~18:00 ②18:30~20:00
[HP] ホームページ

*体験会の応募は「体験会応募フォーム」から。まずは気軽に参加してみよう♪

 

企画・編集:Laifue編集部
文:花城 綾子
撮影:大下 清志

 

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