環境保全活動

沖縄セルラーの環境保全活動

沖縄セルラーでは2021年より「おきなわ自然保護プロジェクト」という、沖縄の美しい森や海、生物を未来に残すべく活動を行っています。
沖縄は生息している生き物の種類が豊かで、希少な固有種も多く存在する地域となり、生物多様性ホットスポットとして世界的にも注目されています。
しかし、沖縄・世界中で野生生物の絶滅が危惧されています。
かけがえのない地球、自然を次の世代につないでいくため、引き続き環境保全活動に取り組み続けていきます。

子ども向け環境教育「サンゴ礁ラボ」開催

世界初、真冬にサンゴの人工産卵を成功させました株式会社イノカさまのご協力を受け、サンゴに触って学ぶ体験型環境教育プログラム「サンゴ礁ラボ」を沖縄セルラー本社ビルにて開催しました。
本物のサンゴを目の前にサンゴについてクイズ形式で学んだり、生きたサンゴと死んだサンゴに触って比べるといった体験によってサンゴや海に親近感をもってもらいました。総勢200名の小学生、保護者にご参加いただき、参加した小学生からは「サンゴに触ったり、生態を知られて楽しかった」「サンゴは人が生きるために必要なので大切にしたい」等の声を頂きました。
今後も直接的な保護活動に加え、環境問題を身近に、ジブンゴトとして捉えていただけるよう今回のような環境教育イベントを継続的に開催していく予定です。

(左)サンゴ礁ラボにてサンゴに触って観察している様子
(右)水槽内のサンゴや生き物を観察している様子

生物多様性保全、環境保護を訴えるメッセージ広告を掲載

沖縄セルラーは2023年9月24日、沖縄に生息する希少な動植物を原寸大で紹介する広告を「琉球新報」「沖縄タイムス」に掲載し、生物多様性の保全や環境保護の重要性を訴求しました。
本広告では、新聞を沖縄独自の生態系に見立て、ザトウクジラ、ヤシガニ、ヤンバルクイナ、イリオモテヤマネコなど、沖縄に生息する生き物を各紙面で紹介するとともに、「沖縄にあって“あたりまえ”の生物多様性は、暮らしを支える自然資本。人類がずっと生きていく上でも、沖縄の暮らしをもっと豊かにするためにも、生物多様性は私たちが誇る財産になる」とのメッセージを寄せました。
新聞全体の広告枠を占拠する手法は珍しく、また自然環境の保護という公共性の高いメッセージ広告を掲載した本取り組みは注目を浴び、話題となりました。
また、本広告は、普段新聞に触れない若年層にも訴求することができ、紙面の大きさを斬新なアイデアで活用し、読者の好奇心をかきたてながら問題意識を高め、沖縄県の生物多様性を伝えた広告活動として高く評価され、広告賞を受賞しています。

(左)原寸大で描かれたヤンバルクイナやザトウクジラの目
(右)原寸大で描かれた西表島やエラブウミヘビ

清掃活動

沖縄セルラーでは地域の方々と協力し、ビーチや街の清掃活動に取り組んでいます。
沖縄の美しい海、生物を未来に残すべくため、国際的に問題となる、海洋プラスチックごみ回収に向けたビーチクリーン活動等にも参加しております。​
2023度には、「奄美大島、徳之島、沖縄本島北部及び背西表島」の世界自然遺産登録から1周年を記念したビーチクリーン活動に参加しました。

ビーチクリーンの様子

当日回収したゴミ

セルラースタジアム周辺

ビーチクリーンin浦添