沖縄セルラーは、2025年8月29日(金)に沖縄の高校生を対象に「沖縄スマホサミット2025」を開催しました。
このサミットは、インターネットの安全な利用のための心構えやルールづくりについて、高校生が実際の利用経験から”主体的”に考え、学び、取り組みの輪を広げることを目的としていて、今年で2回目の開催です。
当日は、県内の高校生や教育関係者など約35人が参加し、兵庫県立大学の竹内和雄教授をお迎えして、インターネットの使用時間や使用方法について意見交換を行いました。
沖縄スマホサミット
「沖縄スマホサミット2025」の開催
【当日のスケジュール】
10:00~ | 事前学習全国ネット利用状況や、沖縄事前アンケート結果報告 |
12:00~ | 休憩 |
13:00~ | 沖縄スマホサミット開会 公開ワークショップ 公開討論会(大人&高校生) 今後の方向性を討論 |
16:00 | 閉会 |
【講演・公開ワークショップ】
沖縄県の小中高生9272人を対象にしたスマホ使用のアンケートを基に、コーディネーターの竹内教授の進行のもと、子どもと大人の視点に立った活発な意見交換が行われました。
県内の子どもたちのスマホ等の利用状況、日常生活への影響やインターネットの依存度合が示され、各班でスマホの良いところ、悪いところなどをテーマに討論し、その結果を全員に共有・発表しました。
大人と子どもが一緒に公開討論会を行うことで、それぞれの正直な意見を引き出し、子どもたち自らが主体的に取り組むことの楽しさと重要性を認識できる良い機会となりました。
【参加者】
県内の高校生 5校 22名、
学校関係者 5校 7名
【コーディネーター】
兵庫県立大学環境人間学部 竹内和雄教授
【講演】
沖縄県警察本部生活安全部少年課 少年サポートセンター健全育成係
棚原 直樹 課長補佐
【提言】
ご参加いただいた高校生より、インターネットの適正な利用について討論したのち、各班で考えたネットやスマホに関する提言を共有しました。
【自分たちへの提言】*一部抜粋
- メリハリをつけよう
- スクリーンタイムを定期的に確認する
- 時間を決めて使用しよう
- 自分ごととして捉えよう
【高校生から親・先生・自治体への提言】*一部抜粋
(親へ)
- 子どものスマホ利用に興味を持ってほしい
- 意見を押し付けないで
(先生へ)
- 学校と保護者が協力して取り組もう
- 子どもと一緒にルールを作ってほしい
(自治体へ)
- スマホサミットを広げてほしい
- 歩きスマホを取り締まってほしい
【参加した生徒の感想】
「自分とは違う意見もあり、学びを深める機会になった。この経験を今後の生徒会活動に活かしていきたい」
「スマホの良さだけでなく、怖さも知ることができた。この知識を小中学生にも伝えていきたいと思った」
沖縄セルラーは、誰もが安心・安全に携帯電話やスマホをご利用いただくこと、そして子どもたちが主体的にルール作りをし、リスクを回避する能力を身につけていけるよう、支援・活動を続けていきます。