TNFDレポート

沖縄セルラーの思い

沖縄セルラーは、1991年の創立以来、「事業を通して、沖縄経済の発展に貢献すること」を企業理念とし、沖縄の総合通信事業者として、強靭で高品質なネットワーク構築に努めると同時に、さまざまな地元企業の皆様、パートナー企業の皆様に支えられ、成長してまいりました。企業の成長、経済発展の根幹には自然があり、持続可能な経済活動を行ううえで自然資本が非常に重要だと考えております。また、沖縄県は多くの希少生物が生息する生物多様性のホットスポットであり、沖縄の豊かな自然は誇りでもあります。この環境を未来に残していくということが、今、私たちに求められております。
当社は、自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures:TNFD)の理念に賛同し、その活動を支援するTNFD フォーラムへ参画したほか、環境省が主導し、陸と海の30%以上を健全な生態系として保全・保護する目標達成に向けた仕組みの構築をめざす「30by30」アライアンスに加盟いたしました。

Taskforce on Nature-related Financial Disclosures
30by30

そして今回、TNFD v1.0の情報開示フレームワークを参照し、事業活動をするうえでの自然資本に関わるリスクや機会について分析し、TNFDレポートを作成いたしました。
今後も継続的に、自然資本への影響と依存、リスクの評価を行い、事業活動を展開することで、「ネイチャーポジティブ」へ貢献し、ステークホルダーの皆様とともに社会の持続的成長、企業価値の向上に取り組んでまいります。

最新のレポート

2024年 

全ページ版4 MB

サステナビリティレポート2024

沖縄セルラーの自然資本に対する考え方

一般要求事項
・マテリアリティへのアプローチ
・開示の範囲
・自然関連課題の所在
・他のサステナビリティ関連開示との統合
・検討する時間軸
・地域社会やステークホルダーとのエンゲージメント

ガバナンス
・生物多様性・自然資本に関する経営推進体制
・生物多様性・自然関連のステークホルダーへのエンゲージメント

戦略
・評価対象事業の絞り込み(スコーピング)
・通信事業の自然への影響依存の概観
・ロケーション情報に基づく評価(ア) 基地局のロケーションに基づく評価結果
(イ) 営業所のロケーション評価結果
(ウ) 海底ケーブルのロケーション評価結果
・ 関連リスク・機会評価(ア)リスク整理結果
(イ)機会整理結果

リスクと影響の管理
・自然関連影響・依存およびリスク・機会の特定・評価プロセス
・自然関連リスク等の管理プロセスと組織全体のリスクマネジメントへの統合

指標と目標

今後に向けて